平成22年保育士試験問題−小児栄養

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問題 1.

 次の文は、「平成18年国民健康・栄養調査報告」に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 本報告でいう、「欠食」は、「何も食べない」(食事をしなかった場合)、「菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみ食べた場合」、「錠剤・カプセル・顆粒状のビタミン・ミネラル、栄養ドリンク剤のみの場合」の3つの場合の合計である。

B 朝食を欠食する者の割合は、女性では15〜19歳が最も多い。

C 1〜6歳の朝食欠食の状況は男性女性ともに3%以下である。

D 栄養素等摂取量(1日当たり平均)において、1〜6歳の炭水化物エネルギー比率は、男性女性ともに、50%以上70%未満の範囲にある。

E 栄養素等摂取量(1日当たり平均)において、1〜6歳の脂肪エネルギー比率は、男性女性ともに30%以下である。

(組み合わせ)
1 A B E
2 A C D
3 A D E
4 B C D
5 B C E

1   2   3   4   5  

問題 2.

 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」に示されている内容に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 基礎代謝基準値とは、生活の大部分が座位で静的な活動が中心の場合に必要となる1日の消費エネルギー量であり、Kcal/日で表される。

B 鉄では、男性女性ともに、15〜17歳以下の各年齢区分において、耐容上限量は設定されていない。

C 脂溶性ビタミンのうち、ビタミンDでは、男性女性ともに、全ての年(月)齢区分において耐容上限量が設定されている。

D 亜鉛は微量ミネラルのひとつである。

E ナトリウムは多量ミネラルのひとつであり、食塩相当量が併記されている。

(組み合わせ)
1 A B
2 A E
3 B C
4 B D
5 C D

1   2   3   4   5  

問題 3.

 次の文は、水分摂取と水分代謝に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 水は、乳汁や飲料水、食事中の水分として摂取するほか、体内で栄養素の代謝によって生じる水もある。

B 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、離乳開始前の水分補給として、果汁及び野菜スープを与えることを推奨している。

C 成人では、体内の水分の約1/3が細胞内(細胞内液)に、約2/3が細胞外(細胞外液)として存在する。乳幼児は、成人と比較して、細胞外液より細胞内液のほうが多いのが特徴である。

D 幼児期の体重1Kgあたりの水分必要量は、成人よりも多い。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 ○ × × ○
5 × ○ ○ ○

1   2   3   4   5  

問題 4.

 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」における乳児に関する記述である。( A )〜( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 乳児では推定平均必要量や( A )を決定するための実験はできない。したがって、乳児期においては、各栄養素の食事摂取基準は( B )として策定されている。
各栄養素等の食事摂取基準の値については、「0〜5か月」と「6〜11か月」の2つに区分されているが、とくに成長に合わせてより詳細な区分設定が必要と考えられた( C )及び( D )については、「0〜5か月」、「6〜8か月」、「9〜11か月」の3つの区分で表されている。

(組み合わせ)
   A    B     C      D
1 推奨量  目安量  エネルギー  たんぱく質
2 目標量  推奨量  たんぱく質  カルシウム
3 目安量  目標量  カルシウム    鉄
4 目安量  目標量  エネルギー  たんぱく質
5 推奨量  目安量  たんぱく質  カルシウム

1   2   3   4   5  

問題 5.

 次の文は、「五訂増補日本食品標準成分表」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)における各食品に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A いも類の中で、じゃがいもは、ビタミンCを比較的多く含んでいる。

B きゅうり(生)及びレタス(生)は、いずれも重量の90%以上を水分が占めている。

C にわとりの肝臓(別名:レバー)(生)に含まれるビタミンAの大部分は、カロテンである。

D 一般に、果実類は、ビタミンが豊富であり、中でもビタミンDの補給源として優れている。

E 糸引き納豆と挽きわり納豆は、ビタミンKを豊富に含んでいる。

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ○ ○ ○ × ×
2 ○ ○ × × ○
3 ○ × ○ ○ ×
4 × ○ ○ × ○
5 × × × × ○

1   2   3   4   5  

問題 6.

 次の文は、たんぱく質及びたんぱく質を含む食品に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 三大栄養素のひとつであるたんぱく質は、10個程度のアミノ酸が結合した低分子の化合物であり、エネルギー摂取を第一の目的として摂取される。

B たんぱく質は、血液中において、脂肪や鉄などの栄養素を運搬する役割も果たしている。

C 「こめ・精白米」のたんぱく質を構成するアミノ酸では、必須アミノ酸のひとつであるグルタミン酸が相対的に不足しているので、グルタミン酸を豊富に含む魚介類などと組み合わせて摂取すると、たんぱく質の補足効果により、たんぱく質の栄養価を改善することができる。

D 良質たんぱく質を含む卵は、「6つの基礎食品」では、魚、肉、大豆などとともに、第6群(類)に分類されている食品である。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ○
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × ○ ×

1   2   3   4   5  

問題 7.

 次の【I群】の物質と、【U群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】
A デキストリン
B ガラクトース
C セルロース
D イヌリン
E アミロース

【U群】
ア 不溶性食物繊維で、植物の細胞壁および繊維の主要な成分である。
イ でんぷんを構成する成分のひとつであり、多数のぶどう糖が直鎖状につながった構造をもつ。
ウ でんぷんを酸や酵素で加水分解すると生じる。分子量はでんぷんよりも小さく麦芽糖よりは大きい。
エ ぶどう糖と結合して、ニ糖類である乳糖の形で乳汁中に存在する。
オ ごぼう、きくいもなどに含まれる多糖類である。

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ア ウ エ オ イ
2 ア エ オ イ ウ
3 ウ エ ア オ イ
4 ウ オ イ エ ア
5 オ ア イ エ ウ

1   2   3   4   5  

問題 8.

 次の文は、妊娠期の食生活と胎児の発育に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 胎児の神経管閉鎖障害の発生リスクを低減させるため、妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性のある女性は、十分な葉酸の摂取が望まれる。ほうれんそうやブロッコリーなど葉酸を豊富に含む食品を、毎日摂取することが望ましい。

B 妊娠中は、胎児の神経系の器官形成のために、より多くのn-3系脂肪酸が必要とされる。n-3系脂肪酸のひとつであるドコサヘキサエン酸(DHA)は、さば、ぶりなどに多く含まれるので、食事には、これらの魚を取り入れることが勧められる。

C 妊娠中にビタミンKが不足すると、出生直後の新生児に影響を与えるので、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、ビタミンKの妊婦の付加量(μg/日)は+10となっている。

D 妊娠初期(16週未満)の胎児は非常に小さいので、エネルギーや栄養素の摂取量が少なくても、胎児の発育に影響を及ぼすことはほとんどない。そのため、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、妊婦初期の推定エネルギ−必要量(kcal/日)の付加量は+0、たんぱく質の推奨量(g/日)の付加量は+5となっている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○

1   2   3   4   5  

問題 9.

 次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)における妊娠期の体重管理についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A BMI(Body Mass Index)の計算式は、ローレル指数の計算式と同じである。

B BMIの判定は、18.5未満を「低体重(やせ)」、18.5以上25.0未満を「ふつう」、25.0以上を「肥満」としている。

C 妊娠期における望ましい体重増加量は、非妊娠時の体格区分別に示されている。

D 妊娠初期における1週間あたりの推奨体重増加量は、体格区分が「低体重(やせ)」及び「ふつう」の場合は0.3〜0.5kg/週、「肥満」の場合は個別対応となっている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○

1   2   3   4   5  

問題 10.

 次の文は、授乳栄養に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「特別用途食品」とは、乳児、幼児、妊産婦、病者などの発育、健康の保持・回復などに適するという特別の用途について表示するものであり、乳児用調整粉乳は「特別用途食品」に位置づけられている。

B 乳幼児突然死症候群(SIDS)発症の危険性を低くするための留意点のひとつとして、できるだけ母乳で育てることがあげられる。

C 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、「授乳の支援にあたっては、母乳や育児用ミルクといった乳汁の種類にかかわらず、母子の健康の維持とともに、健やかな母子・親子関係の形成を促し、育児に自信をもたせることを基本とする。」としている。

D 「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)において、生後1か月の栄養方法別(母乳栄養、人工栄養、混合栄養)に、「授乳について困ったこと」をたずねたところ、「特に無い」とする者の割合が最も多かったのは、母乳栄養である。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × ○ ×

1   2   3   4   5  

問題 11.

 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A 離乳開始の時期は、およそ生後5か月になった頃が適当であり、発育が良好なら3〜4か月から開始することが望ましいと明示されている。

B 離乳食に慣れ、1日2回食に進む頃には、穀類、野菜・果物、たんぱく質性食品を組み合わせた食事とする。

C 米がゆは、乳児が口の中で押しつぶせるように十分に煮る。初めは「つぶしがゆ」とし、慣れてきたら粗つぶし、つぶさないままへと進め、軟飯へと移行する。

D 生後12か月から18か月頃の〈食べ方の目安〉のひとつに、「いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。」が示されている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × × ○

1   2   3   4   5  

問題 12.

 次の文は、子どもの食事に用いられる食品に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)によると、生後12か月から18か月頃の、穀類の一回あたりの目安量は、軟飯90g〜ご飯80gであり、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて、量を調節するとしている。

B 調合油(精製油及びサラダ油)は、エネルギー源となる栄養素のうち、たんぱく質と炭水化物を含まず、脂質だけを含むので、脂肪エネルギー比率が適正な範囲を超えないように、適量の摂取が望まれる。

C 「五訂増補日本食品標準成分表」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、「普通牛乳」を200g(コップ約1杯)飲むと、110mgのカルシウムを摂取することができる。これは、1〜2歳のカルシウム必要量の約半分を満たす量である。

D 「6つの基礎食品」において、第4群である「緑黄色野菜」は、主としてビタミンB群の補給源とされている。幼児期は野菜を嫌う傾向があるが、調理を工夫するなどして毎日の食事に取り入れるようにする。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × × ○ ×
5 × × × ○

1   2   3   4   5  

問題 13.

 次の文は、幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、1〜2歳の推定エネルギー必要量は、男性女性とも同じである。

B 幼児期はからだが小さい割に多くの栄養素量が必要であるが、消化器官は小さく消化機能も未熟なため、三度の食事で必要な栄養素を満たすことが難しい。したがって、幼児の間食は食事のひとつととらえ、食事でとりきれないエネルギー、栄養素や水分が適切に補給できるように、量や内容を調節して与えるようにする。

C 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」のビタミンDの食事摂取基準では、男性女性ともに0〜5か月から3〜5歳までの各(月)年齢区分において、適度な日照を受ける環境にある小児と、日照を受ける機会が少ない小児の食事摂取基準が併記されている。

D 「食生活指針」(平成12年:文部省、厚生省、農林水産省)には、「学校や家庭で食生活の正しい理解や望ましい習慣を身につけましょう。」、「子どものころから、食生活を大切にしましょう。」とあり、保護者や保育者等の適切な配慮が望まれる。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○

1   2   3   4   5  

問題 14.

 次の文は、学齢期・思春期の栄養・食生活についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、10〜11歳の年齢区分において、たんぱく質推奨量は、男性のほうが女性よりも多い。

B 「学校給食における食事内容について」(平成20年:文部科学省)に示された「児童又は生徒1人1回当あたりの学校給食摂取基準」において、脂質の基準値は、将来の生活習慣病予防に配慮して、児童の場合と生徒の場合共通に、学校給食による摂取エネルギー全体の20〜25%とされている。

C リンの過剰摂取は、腸管におけるカルシウムの吸収を抑制するので、食品添加物として各種リン酸塩を多く含む加工食品を摂りすぎないように注意する必要がある。

D 「楽しく食べる子どもに〜食からはじまる健やかガイド〜」(平成16年:厚生労働省)では、学童期に育てたい“食べる力”として、「自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる」をあげている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○

1   2   3   4   5  

問題 15.

 次の文は、学齢期・思春期の食生活と健康管理に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 血液中のグルコース(ぶどう糖)を血糖という。健康な小児の場合、血糖は、インスリンなどのはたらきにより、約1%に維持されている。

B 食物繊維の生理機能として、排便の促進や食事後の血糖値の急上昇を抑制することなどがあげられる。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、15〜17歳以下の各年齢区分では食物繊維の目標量は示されていないが、中年以降の生活習慣病予防の観点から、成人に準じて摂取することが望まれる。

C インスタント食品や菓子に偏って糖質摂取が過剰になり、糖質の代謝にかかわるビタミンB1が欠乏すると、疲労感、食欲不振などの症状がみられることがある。

D 女性では、急速な身体発育と月経による鉄の損失のために、鉄の需要が増す。「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、12〜14歳における女性(月経あり)の鉄の推奨量は、14.0mgとされており、これはすべての年(月)齢区分の中で最も多い。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○

1   2   3   4   5  

問題 16.

 次の文は、小児期における食生活によって引き起こされる症状及び疾病に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A メタボリックシンドロームの診断基準の一つに、BMI(Body Mass Index)の数値による肥満の区分があげられている。学童期の肥満は成人肥満に移行しやすいので、学童期から肥満の予防に努めることが大切である。

B 脂質異常症とは、診断基準の数値と比較して、HDLコレステロールが異常に高い、もしくはLDLコレステロールが低値の状態をいい、発症要因として、動物性脂肪や糖質の過剰摂取、食物繊維の摂取不足などがあげられる。

C 摂取後、すぐに利用されない糖質は、腎臓や筋肉にポリペプチドの形で貯蔵されるが、ポリペプチドの貯蔵量には限界があるので、過剰な糖質は脂肪に変換されて蓄積される。したがって、菓子などの多食は肥満を招く。

D 必須脂肪酸の一つであるステアリン酸が欠乏すると、皮膚炎を発症したり、小児の場合、成長が阻害されることがある。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ○
5 × × × ×

不適切問題につきこちらにチェックを入れてください。  

問題 17.

 次の文は、乳児の下痢と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 免疫グロブリンE(IgE)は、母乳のなかでも特に初乳に多く含まれる感染抑制物質であり、腸管壁に存在して細菌やウイルスの侵入を阻止するほか、新生児の感染性の下痢の予防にも役立つ。

B 糖質含有量の多い果汁は、浸透圧が低くなるので、下痢の際の水分補給に適している。

C 下痢の際に用いられる「乳幼児用電解質飲料」には、ナトリウムやカリウムなどが含まれている。

D 下痢の回復の状況に応じて、経口補液とともに、かゆなど胃内停留時間が短く食物繊維の少ない食べものから与えていく。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × × ○ ○
5 × × × ○

1   2   3   4   5  

問題 18.

 次の文は、障害がある小児の摂食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 咽喉から食道へ飲み込まれていくべき食物や水分が、誤って気管内に流れこんでしまう状態が誤嚥である。むせること、咳き込むことが誤嚥の基本的症状である。

B 誤嚥を何度も繰り返していると、肺炎を引き起こすことがある。

C 一般に、トロミのついている液体やまとまった食物より、純液体(サラサラした液体)のほうが誤嚥されやすい。

D 食事の際は、首の筋肉がリラックスするように、頭を少し前かがみにするとよい。

E 摂食しやすくするためには、正面から見たときに、首、体幹、腰がねじれないように真っすぐに向くような姿勢にするとよい。

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × × ○
3 ○ × ○ ○ ×
4 × ○ × × ○
5 × × × ○ ×

1   2   3   4   5  

問題 19.

 次の文は、「食育基本法」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 食育は、食に関する適切な判断力を養い、生涯にわたって健全な食生活を実現することにより、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として、行われなければならないとしている。

B 基本理念の一つに、「伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献」が定められている。

C 地方公共団体は、基本理念にのっとり、食育の推進に関し、国との連携を図りつつ、その地方公共団体の区域の特性を生かした自主的な施策を策定し、及び実施する責務を有するとしている。

D 食育は、学校、保育所、地域において積極的に推進されなければならないと定められており、家庭での、子どもの食育における保護者の役割については、規定されていない。

E 食育推進基本計画は、食育の推進に関する施策についての基本的な方針や、食育の推進の目標に関する事項、などについて定めるものとするとしている。

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ ○ × ○
3 ○ × ○ × ○
4 ○ × × ○ ×
5 × × ○ × ○

1   2   3   4   5  

問題 20.

 次の文は、児童福祉施設における食育についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい

A 「保育所保育指針」では、保育所における食育は、健康な生活の基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標として、実施しなければならないとされている。

B 児童養護施設においては、児童が施設を出て社会人として生活していくために、調理の技術や、食事をバランスよく摂ることなど健康管理等の生活技術を習得させて、自立を食生活の面からも支援することが求められる。

C 児童福祉施設においては、一人ひとりの子どもの状況を把握し、それに応じた食事を提供することが求められる。調理形態を考慮し、テーブルや椅子、食器・食具などを工夫し、子どもの食べる意欲を大切にする適切な援助を行う。

D 毎日の食事は子どもの心身の健全育成にとって重要であり、児童福祉施設での給食は食育を実践する場である。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × × ○

1   2   3   4   5  

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結果: