平成22年保育士試験問題−児童福祉

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問題 1.

 次の文の著者とその著書の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

 いまやわれわれの教育に到来しつつある変革は、重力の中心の移動である。それはコペルニクスによって天体の中心が地球から太陽に移されたときと同様の変革であり革命である。このたびは子どもが太陽となり、その周囲を教育の諸々のいとなみが回転する。子どもが中心であり、この中心のまわりに諸々のいとなみが組織される。

(組み合わせ)
1 ジャンジャック ルソー(Rousseau,J.-J.) 「エミール」
2 ヤヌシュ コルチャック (Korczak,J.)    「子どもの権利の尊重」
3 イヴァン イリイチ (Illich,I.)      「シャドウワーク」
4 ジョン デューイ (Dewey,J.)        「学校と社会」
5 エリック エリクソン (Erikson,E.H.)   「幼児期と社会」

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問題 2.

 次の文は「次世代育成支援対策推進法」第1条(目的)についての記述である。
( A )〜( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 この法律は、わが国における急速な( A )の進行や家庭等環境の変化にかんがみ、次世代育成支援対策に関する基本理念を定め、また国、地方公共団体、( B )の責務を明らかにするとともに、行動計画策定指針並びに( C )の行動計画の策定その他の必要な事項を定めることにより、次世代育成支援対策を推進し、( D )を担う子どもが健やかに生まれ、かつ、育成される社会の形成に資することを目的としている。

【語群】
ア 地域社会  イ 次代の社会  ウ 次代の国家  エ 高齢化  オ 少子化
カ 事業主及び国民  キ 地方公共団体及び事業主  ク 国及び地方公共団体

(組み合わせ)
  A B C D
1 エ ア カ イ
2 エ カ キ ウ
3 オ ア カ ウ
4 オ ア ク ウ
5 オ カ キ イ

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問題 3.

 次のA〜Dは、国の少子化対策の歴史的経緯についての記述である。これらを年代の古いものから順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 少子化社会対策基本法の公布
B 新エンゼルプランの策定
C 子ども・子育てビジョンの策定
D 子ども・子育て応援プランの策定

(組み合わせ)
1 A→B→C→D
2 B→A→D→C
3 C→D→A→B
4 C→D→B→A 
5 D→A→C→B

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問題 4.

 次の文は、「児童福祉法」第1条の記述である。( A )〜( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

第1項 ( A )は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。
第2項 すべて( B )は、ひとしくその( C )を保障され、愛護されなければならない。

(組み合わせ)
    A           B        C  
1 すべて国民       児童         生活 
2 国・地方公共団体    国民である児童    福祉
3 すべて保護者      児童         権利
4 すべて国民       国民である児童    生活
5 すべて保護者      児童         福祉

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問題 5.

 次の文は、「児童福祉法」第21条の10の2第1項の記述である。(   )にあてはまる語句として正しいものを一つ選びなさい。

 (   )は、児童の健全な育成に資するため、乳児家庭全戸訪問事業及び養育支援訪問事業を行うよう努めるとともに、乳児家庭全戸訪問事業により要支援児童等(特定妊婦を除く。)を把握したときは、当該要支援児童等に対し、養育支援訪問事業の実施その他の必要な支援を行うものとする。

1 都道府県
2 市町村
3 保健所
4 児童相談所
5 保健センター

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問題 6.

 次の文は、里親制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 里親制度は、保護を要する児童の社会的養護を目的として、児童福祉法に基づいて運営される。

B いわゆる養子縁組里親は、子どものいない夫婦が子どもを得ることができるようにするための制度として児童福祉法に規定されている。

C 養育里親は、里親手当を受けて保護を要する児童を養育しているので、委託されている児童を保育所に入所させることはできない。

D 専門里親は、その要件として、専門里親研修の課程を修了していることが規定されている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 ○ × × ○
5 × ○ ○ ○

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問題 7.

 次の文は、児童相談所に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 都道府県は、児童相談所を設置しなければならない。

B 指定都市は、児童相談所を設置することができない。

C 児童相談所の一時保護所には、教員免許状を所有する職員の配置が義務付けられており、学校教育に準じた教育が行われている。

D 児童相談所の一時保護所には、虐待された子どもたちの安心で安全な生活を保障するために、個室と個別対応職員の配置が義務付けられている。

(組み合わせ)
1 Aのみ
2 A B
3 B C D
4 B D
5 Cのみ

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問題 8.

 次の文は、乳児院に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳児院は、乳児を対象とする施設であり、1歳以上の幼児を入所させることはできない。

B 乳児院には、看護師及び栄養士を置かなければならない。

C 乳児院には、小児科の診療に相当の経験を有する医師又は嘱託医を置かなければならない。

D 乳児10人以上を入所させる乳児院には、ほふく室を設けることとされている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○

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問題9〜10

 次の、保育士の家族援助に関わる【事例】を読んで、問9〜問10に答えなさい。

【事例】

ある日、保育所に在籍しているMちゃんのお母さんから、深刻な表情で、「夫から暴力を受けているので別れたい。このようなことについて相談できる場所はないでしょうか?」と、担当保育士に相談があった。



問題 9.

 担当保育士の対応として、不適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A Mちゃんのお母さんに対し、「子どもにとって父母の存在はとても大切なので、多少の暴力は子どものために我慢しましょう。」と説得した。

B 「保育所は両親に対して中立でなければならないので、お父さんからの言い分を聞かずに、相談できる場所を教えることはできないのです。」と説明した。

C 悩みや深刻な状況について、Mちゃんのお母さんの気持ちに寄り添い、十分に受けとめ、今後も必要があれば相談に乗り、協力する旨を伝えた。

D 園長の了解を得て、主任保育士と共にMちゃんのお母さんの話を聴いたところ、少なくとも、お母さん自身が悩んでおり、援助を求めているという事実は確かめられたので、お母さんの申し出に沿って、数か所の機関についての情報を提供した。

(組み合わせ)
1 A B
2 A B D
3 A C
4 A D
5 B D

1   2   3   4   5  

問題 10.

 この【事例】において、さまざまな相談機関が考えられる中で、とくに暴力を受けていることについて母親に紹介できる機関として、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV法)」で定められている機関を一つ選びなさい。

1 保健所
2 母子生活支援施設
3 児童相談所
4 配偶者暴力相談支援センター
5 教育委員会

1   2   3   4   5  

問題 11.

 次の施設のうち、児童厚生施設にあてはまるものとして正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 児童館
B 児童遊園
C 児童家庭支援センター
D 情緒障害児短期治療施設

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D

1   2   3   4   5  

問題 12.

 次の文は、保育施策に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 保育所における保育時間は、「児童福祉施設最低基準」により1日につき6時間を原則としている。

B 「家庭的保育事業」とは、家庭的保育者の居宅その他の場所において、家庭的保育者による保育を行う事業をいう。

C 病院や保育所等に付設された専用スペースで病児や病後児の保育を行う「病児・病後児保育事業」が、国により定められている。

D 乳児保育は、「特別保育事業」として指定を受けた保育所でしか実施することができない。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D

1   2   3   4   5  

問題 13.

 次の文は、母子家庭に関する記述である。( A )〜( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

「昭和42年度全国母子世帯実態調査結果報告」と「平成15年度全国母子世帯等調査結果報告」を比べてみると、母子世帯数は( A )している。母子世帯になった理由として最も多いものは、昭和42年は( B )であった。しかし、平成15年では( C )が最も多く、80%近くを占めるようになっている。

(組み合わせ)
  A   B   C
1 増加  離別  死別
2 増加  死別  離婚
3 増加  離別  未婚の母
4 減少  死別  離婚
5 減少  遺棄  死別

1   2   3   4   5  

問題 14.

 次の文は、児童養護施設に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 児童養護施設には、養護を要する児童であっても、障害を有する児童は入所させることができない。

B 児童養護施設には、保育士を配置しなければならない。

C 児童養護施設には、必要に応じて、満20歳に達するまで継続して在所させることができる。

D 「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成20年2月1日現在)」(厚生労働省)によると、児童養護施設の「養護問題発生理由」としては、父母の死亡が最も多い。

(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 C D

1   2   3   4   5  

問題 15.

 次の文は、「母子保健法」第1条の記述である。(   )にあてはまる語句として正しいものを一つ選びなさい。

 この法律は、母性並びに(   )の健康の保持及び増進を図るため、母子保健に関する原理を明らかにするとともに、母性並びに(   )に対する保健指導、健康診査、医療その他の措置を講じ、もって国民保健の向上に寄与することを目的とする。

1 児童
2 新生児
3 乳児及び幼児
4 胎児及び乳児
5 胎児及び幼児

1   2   3   4   5  

問題 16.

 次の文は、障害児福祉に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 知的障害を有する児童には、都道府県知事から療育手帳が交付される。

B 児童相談所が受理する相談で、障害相談は近年は30%弱である。

C 自閉症児施設は、「児童福祉法」第7条第1項において児童福祉施設のひとつとして、その名称が法定化されている。

D 障害児は、放課後児童クラブを利用することはできないこととされている。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × × ×
4 × ○ × ○
5 × ○ × ×

1   2   3   4   5  

問題 17.

 次の文は、保育の動向に関する記述である。年次別に左から順に並べたものとして、正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 児童福祉法改正によって、「家庭的保育事業」が施行された。

B 保育所への入所の仕組みを、「措置」から「保育の実施」に改めた。

C 保育所の計画的整備を進めるため、「緊急保育対策等5か年事業」が策定された。

D 児童福祉法改正によって、児童福祉法に保育士資格が明記された。

(組み合わせ)
1 A→C→B→D
2 B→C→A→D
3 B→D→C→A
4 C→B→D→A
5 D→B→A→C

1   2   3   4   5  

問題 18.

 次の文は、「児童虐待の防止等に関する法律」第1条の記述である。( A )〜( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 この法律は、児童虐待が児童の( A )を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるとともに、我が国における( B )の育成にも懸念を及ぼすことにかんがみ、児童に対する虐待の禁止、児童虐待の予防及び早期発見その他の児童虐待の防止に関する( C )の責務、児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援のための措置等を定めることにより、児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資することを目的とする。

(組み合わせ)
  A    B      C
1 人権  青少年   保護者
2 安全  青少年   国及び地方公共団体
3 人権  文化    国民
4 安全  将来の世代 保護者
5 人権  将来の世代 国及び地方公共団体

1   2   3   4   5  

問題 19.

 次の文は、少年非行に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 情緒障害児短期治療施設は、不良行為をなし、又はなすおそれのある児童を指導する児童福祉施設である。

B 非行少年について少年審判を行うことができるのは、家庭裁判所である。

C 14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年を犯罪少年という。

D 都道府県が、児童又はその保護者に訓戒を加え、又は誓約書を提出させる措置は、児童の健全育成上望ましくないとされ、廃止された。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × × ○

1   2   3   4   5  

問題 20.

 次の文は、我が国の児童福祉の動向に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 児童養護施設は、ケア単位の小規模化が進められている。

B エンゼルプランが発表された時期と比べると、保育対策はほとんど行われなくなっている。

C 「児童虐待の防止等に関する法律」が施行され、近年、全国の児童相談所における虐待相談対応件数は減少しつつある。

D 市町村長は、「児童福祉法」第33条の規定により、児童の一時保護を行わなければならない。

(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × × ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○

1   2   3   4   5  

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結果: